柳津町の山々は古来より信仰の対象となってきました。山間には神々にまつわる伝説や地名が今もなお色濃く残っています。
柳津町の最高峰「博士山」は標高1482mで、柳津町のシンボルでもあります。博士山は豊かなブナの森を抱え、山頂からは会津の名山を眺められます。博士山麓には「ツムジクラ滝」があり、秋の紅葉の時期には、色鮮やかな木々で彩られ、午後の光で幻想的な虹を見ることもあります。
町内から常に眺められる身近な里山「飯谷山」は標高783mで、コース上からは時折眺望が開け、柳津町内を見下ろすことができ、山頂からは磐梯山や飯豊連峰を眺めることができます。
他にも、日本有数の銀山であった「銀山峠」や、会津美里町神山地区から柳津町に抜ける「早坂峠」など、散歩道からトレッキングまで楽しめる柳津町の手付かずの大自然の中で過ごしてみませんか。
山開き
トレッキング(山歩き)の服装
- 帽子:山の直射日光は意外に強いので、つばのある帽子を。
- ストラップ:アジャスターで胸と腰のところを調節。体にぴったりくるものがよい。
- シャツ:動きやすくゆったりしたもので、安全、虫の予防から長袖がおすすめ。
- パンツ:耐久性と活動性が重要。ひざの部分はゆったりした長ズボンがよい。
- ザック:大きさは様々だが、地図や磁石を入れるおくポケットがあると便利。
- 下着:さまざまな素材があるが、天然素材は汗を吸うので好ましくない。
- シューズ:靴底は滑りにくく丈夫なもの。防水性があり軽いものがよい。
服装&持ち物などの詳細はこちらを参考にしてみてはいかがでしょうか。(外部サイト)
https://yamahack.com/beginner
パッキングのコツ
- 必要なものが取り出せない、バランスの悪いパッキングはダメ。
- 下の1/3は着替えや寝袋、真ん中は燃料や食料など重いもの。上1/3にはカメラ、筆記用具、ノートなど常時使うものを。そして重いものは背中側に入れるのが鉄則。
山道で迷わないために
- 道に迷っても、取り乱さないように。見晴らしのよい高台がありそうなら、そこへ。
- 地図やコンパスでそこから見えるものを2つ以上探し出せば自分の位置がわかるはずです。
- 霧、ガスが発生していれば動かないこと。やたらと動きまわるのは禁物です。
方向の目安
- コンパス:実際、磁石は少し西にずれた方向を指している。
- 腕時計:時計の短針を太陽に向け、12時の目盛と短針の中央が南。
- 切株:年輪の間隔が狭くなっている方が、北のことが多い。
- 石:コケがついている方向が北。これはあくまでも目安。
博士山モデルコース
- 大成沢登山口~シャクナゲ洞門~博士山(約2時間30分)
母なるブナの原生林に囲まれた登山ルートにはシャクナゲが群生している。博士山の山頂からは、磐梯山と会津平野を一望でき、天気の良い日には那須の茶臼岳が見える。
登山届を提出しましょう
登山届はこちら(外部サイト)
https://www.police.pref.fukushima.jp/07.anzen/-sangaku/-sounan/sangaku_todoke.html
柳津町内には只見川に注ぐ数多くの渓流があります。
どの流れも清冽で景観も素晴らしく、釣り人の姿が絶えません。渓流には、イワナ、ヤマメ、そして鮎が躍っています。
渓流釣りの服装
- 帽子:安全や雨対策に必要。夏は炎天下になることが多いので必携。
- シャツ・ベスト:渓流の魚は目ざといので光線の反射のつよい白、黄色は避ける。シャツは原則として長袖。
- 持ち物:山の天気は変わりやすいので雨具を用意。地形図、応急手当救急薬。
- ズボン:吸水率ゼロの素材がいい。
- はきもの:フェルト底で滑りにくいもの。パンツとつながっていれば水も入らない。
お問合せ
- 柳津町漁業協同組合 TEL:0241-42-2302