icon_spot
奇祭
七日堂裸詣り
正月七日の夜に行われる福満虚空藏菩薩圓藏寺の寺行事。街中こうこうと燃えるかがり火の中、大鐘を合図に雪の中下帯一つの男たちが菊光堂の大鰐口を目指す姿は勇ましく見る人を魅了します。これは民衆の力で只見川に棲む竜神を追い払ったという伝説にちなんだ伝統行事で、毎年多くの観光客が訪れます。
男性であれば年齢問わず参加OK!1年の幸せと無病息災を祈って参加してみては?
女性は見学のみとなりますが、迫力ある伝統行事は一見の価値ありです!
住所
河沼郡柳津町大字柳津字寺家町甲176(福満虚空藏菩薩圓藏寺 本堂)
開催日時
1月7日
紹介文
参加される方は、各宿泊施設へご確認ください。
圓藏寺本堂内で撮影できる唯一の行事です。

 七日堂(一月七日)裸詣り  一月八日 午前四時 初開帳

伝説によると、昔この地方一体に悪病が流行り、死者が続出したそうだ。

ある夜、長老は不思議な夢を見た。

「奇岩亀石奥深くにある籠宮の主、龍神の宝照の玉を菩薩に献上すれば、悪病は退散する。」

お告げを受けた長老は、地方一賢く美しい弥生姫に懇願した。

姫は、快く承知し種々苦難の末、玉を手に入れて帰った。早速菩薩に献上すると、悪病は悉く退散してしまった。しかし、龍神は、玉を奪い返しに来た。

一年で一番静かな正月七日丑満時村人達は玉を護る為、多くの信者達と手をとり下帯一つで堂内鰐口めがけてかけ登りもみあい乍ら龍神を待ったが龍神はこの様子を見て諦め去った。

平和と幸福と健康の玉は護られたことから今も尚続いている。

その時から悪魔退散無病息災を表す三百六十五本の牛王の矢(幸運の矢)は、屋根の上からまかれた。

現在は、裸になった信者達に授けられている。