水面に餌を求めて乱舞するウグイたち
魚渕は国指定の天然記念物です。只見川と銀山川が合流するところには淵(かわの深いところ)があり、この場所がウグイにとっては最高の住みかとなりました。
普通、ウグイは只見川のような大きな川には群れをつくって住む魚ではありません。
また、これまで幾度の洪水があっても、必ず、魚渕へ戻ってくるので、福満虚空藏菩薩に守られている大切な魚として保護されています。
普通、ウグイは只見川のような大きな川には群れをつくって住む魚ではありません。
また、これまで幾度の洪水があっても、必ず、魚渕へ戻ってくるので、福満虚空藏菩薩に守られている大切な魚として保護されています。
住所
きよひめ公園側、只見川沿い遊歩道
備考(その他)
春~秋にかけて見ることができます
『魚淵』の伝説
弘法大師愛樹をもって虚空藏菩薩を彫り、その残片を川に投じたところそれが魚と化したといわれている。
又慶長十六年蒲生秀行が毒を流したことがあるが、奇なるかなこの魚淵の魚のみは一匹も死ななかったと言われている。
然しそのことがあった後その年の八月には大地震があり。さらに慶長十七年には秀行逝去があり霊魚として人々の信ずる度が益々強くなった。
又、漁師がこの淵の魚を獲って家に持ち帰ったところ、一夜にしてカンナ屑に化していたとも伝えられている。